sitediaSITE ANALYSIS DIAGRAMS

建物ボリュームの 3D 書き出し

「建物ボリューム」タブの 3D モデルを GLB・3DM(Rhino)・SKP(SketchUp)のファイルでダウンロードする機能について、形式ごとの構成、色モードの反映のしかた、除かれる建物を説明します。

2026-10-05 更新AI が作成した文書です。

概要

「建物ボリューム」タブの 3D モデルは、地形・建物・緑地・河川・道路で構成されます。このモデルをまとめてダウンロードし、設計ソフトで周辺のコンテキストモデル(context model)として使えます。ボリュームスタディを始めるときに、周辺の建物を1棟ずつ立ち上げる作業を省くことが目的です。

渋谷駅 半径500m の建物の外形ダイアグラム
渋谷駅 半径500m の建物の外形。3D ファイルは、この外形を高さ・階数で立ち上げたもの

ファイルの形式は GLB・3DM・SKP の3つで、ファイルを開くソフトに合わせて選びます。

建物ボリューム(3D 表示と GLB・3DM・SKP)は Pro の機能です(プランと料金)。サンプルの敷地(渋谷駅・半径800m)では、ログインしなくても 3D を試せます。

使い方

  1. 「建物ボリューム」タブで「3D作成」をクリック
  2. 「色」で用途・高さ・単色のいずれかを選び、必要ならパレットで色を変更
  3. ファイルを開くソフトに合わせて、「GLB保存」「3DM保存(Rhino)」「SKP保存(SketchUp)」のいずれかをクリック

ファイル形式

形式開くソフト特徴
GLBBlender・Twinmotion・Unreal・Web ビューア・多くの 3D ツール最も広く開ける。メッシュ(三角形)ベースのため、編集よりレンダリング・可視化に向く
3DMRhino・Grasshopper建物がソリッド(Extrusion)で入るため、ブーリアン・オフセット・編集がすぐにできる。用途ごとのレイヤー
SKPSketchUp(Pro・Go・Free の Web 版を含む)建物ごとにグループ。用途ごとのレイヤーとマテリアル。ダブルクリックか「開く」ですぐに開ける

3つの形式の構成は同じです。

道路の面のうち、面積0の三角形は取り除いてあります。インポーターごとに扱いが異なり、一部のソフトで警告が出ていた要素です。

色モード

「色」は建物の色を決める設定で、用途・高さ・単色の3つのモードがあります。パレットで色を直接変えることもできます。ダウンロードした 3D ファイルには、保存した時点で画面に見えている色がそのまま入ります。

日本版には年代(竣工年代)のモードはありません。PLATEAU に竣工年のデータがないためです。

渋谷駅 半径500m の建物用途ダイアグラム
用途モード(渋谷駅 半径500m)。SKP・3DM のマテリアル・レイヤーの色は、画面のこのパレットにそのまま従う
モードSKP のマテリアル3DM のレイヤー
用途都市計画基礎調査の18分類(不明を含む)用途ごと(業務施設、住宅など)
高さ5段階高さの段階ごと(25〜45m など)
単色1種類1つ

3DM・SKP のファイル名には色モードが付きます(例: sitedia_3d_h_渋谷駅_800m.skp)。モードの名前がないと、用途のファイルと高さのファイルが互いに上書きされるためです。

区間の境界・色のランプ・ラベルは画面がサーバーに送り、サーバーは受け取った値を解釈するだけです。サーバーが区間の基準(たとえば 25〜45m の範囲)を別に持つと画面とずれ、画面の色とダウンロードしたファイルの色が違ってしまうためです。

SketchUp(SKP)

SKP は SketchUp 2017 形式で保存されます。SketchUp は以前のバージョンのファイルをすべて開けるため、2017 から現行のバージョンまで開け、SketchUp Free(Web 版)でも開けます。ダブルクリックで開くため、インポートの手順は必要ありません。

.skp は非公開の形式で、公式の SDK は2026年5月から配布が止まっています。SKP ファイルは、この形式をリバースエンジニアリングして SDK なしで読み書きするオープンソースのライブラリ(MIT)で作っています。

SKP は、すべての面の表と裏にマテリアルを塗ります。SketchUp は面の表と裏を別々に塗り、裏面の既定の色は白です。両面にマテリアルを塗ると、面が裏返っていてもその部分が白く見えません。両面に塗ってもファイルサイズは増えません。

SKP ファイルは、SketchUp 本体で開いて確認していません(SketchUp を所有していないため)。独立した2種類のパーサーで、ヘッダー・マテリアル・レイヤー・形状が正しく読み取れることまで確認しています。開けない場合は お問い合わせ からお知らせください。

制限事項

3D 出力の最も大きな制限は、高さ不明の建物が抜けることです。建物の高さは PLATEAU の高さを使い、ない場合は階数(都市計画基礎調査)×3.25m で換算します。高さも階数もない建物は立てられません。渋谷駅・半径800m では、3,975棟のうち 134棟がこれにあたります。これらの建物は 2D の図版には外形がありますが、3D にはありません。

渋谷駅 半径500m の高層建物ダイアグラム
「高層」パネル(渋谷駅 半径500m)。灰色の下地には高さ不明の建物も描かれ、高さ不明の建物は 3D から抜ける

ないデータを作らないという原則に従い、平均の高さで立てるなどの処理はしません。抜けた建物の位置は 2D の図版の外形で確認し、実際の高さは現地で確認して補ってください。

関連ガイド

ダイアグラムを作成